住友林業の坪単価はなぜ高い?デメリットや評判はどう?理由や性能を徹底解説!

記事内にはプロモーションを含みます。

住友林業はその名の通り、木造住宅を専門とする大手ハウスメーカー。

木のぬくもりを感じられる注文住宅を建てたい!と考えられている方は、検討・比較したいハウスメーカーのひとつになっているのではないでしょうか。

一般的な木造住宅に比べ、約5倍太い柱を使用したビッグフレーム(BF)構法により、自由度の高い設計ができる点も人気を集めています。

住友林業だとどんな家が建てられるのか、坪単価や性能・保証などの特徴からみる評判について解説しますので、ぜひ参考にされてください。

この記事からわかること

  • 住友林業の坪単価がわかる
  • 住友林業の住宅性能がわかる
  • 住友林業のメリット・デメリットがわかる
  • 住友林業の評判は?我が家には向いている?

なお、住宅の建築・購入は一生に一度の買い物とも言われます。

後悔しないためにも、住友林業だけでなく複数のハウスメーカーと比較して検討することをおすすめします。

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目次

そもそも住友林業ってどんな会社?

住友林業の会社概要をご紹介します。

社名 住友林業株式会社
設立 1948年2月20日
創業 1691年(元禄4年)
資本金 50,074百万円  ※2022年12月31日時点
販売エリア 全国の都道府県
住宅構造 木造住宅
保証期間 初期保証30年、最大60年まで延長保証
理念 木と生きる幸福

住友林業は、業界内で珍しく設計専門の子会社を持ち、また、敷地調査も契約前の段階から行うなど手厚いフォローがあります。

木のプロフェッショナルのグループ展開

住友林業グループとして、植林・育林などの森林経営から木材・建材の流通及び製造、そして住宅建築を始めとする「住生活」に関するあらゆるサービスを提供する事業を行っています。

  • 資源環境事業
  • 木材建材事業
  • 住宅事業
  • 海外住宅・建築・不動産事業
  • 生活サービス事業
  • 筑波林業研究所
  • 木材建築の技を継承する人材育成のための「住友林業建築技術専門学校」

文字通り、木のスペシャリストであり、国内では北海道・四国・九州・本州に自社の森林を保有しており、その総面積は4.8万haにもなります。

日本の森林面積が2500万haなので、約520分の1もの森林を住友林業が保有していることになります。

木へのこだわりや専門性は住宅事業にも最大限に活かされており、木造住宅のトップメーカーといえば「住友林業」というブランドイメージの定着につながっています。

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住友林業の坪単価は70~100万円

住友林業の坪単価は70万~100万円程になります。

ハウスメーカーのなかでは高い価格帯の家に分類されます。

坪単価の高い理由としては、主力商品が独自に開発されたビッグフレーム(BF)構法の家であることが考えられます。

高品質な木材かつ通常の5倍の太さがある柱を採用し、オリジナルの金属接合技術を使用することで、鉄骨造と同等な強度を実現させています。

加えて、標準設備のグレードが高いことや、手厚い保証制度なども、高価格帯に分類される理由とも言えるでしょう。

住宅は単純に「坪単価×家の坪数」では建てられません。

坪単価には「別途工事費」(外構、地盤改良、解体費など)や、「諸費用」(税金、登記関連費用、ローン関連費用など)は含まれないからです。

これらは住宅総費用の20~25%ほど占めるので、ハウスメーカーでの建築費用は予算の75%ほどで考える必要があります。

このように、坪単価のみを判断材料とするには不十分なため、坪単価はあくまでも参考程度ととらえることも大切です。

住友林業と比べられやすいハウスメーカー

  • 積水ハウス(シャーウッド/木造)
  • 三井ホーム
  • ミサワホーム
  • 住友不動産
  • 一条工務店 など

総じて木造住宅にこだわる方が比較されています。

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住友林業の高い住宅性能

坪単価の高さからもわかる通り、住友林業の住宅性能はとても高いです。

住友林業の主力、ビッグフレーム(BF)構法

住友林業の主力であるビッグフレーム(BF)構法の大きな特徴は、家の核となる柱が一般的な柱に比べ、約5倍の太さがあるということです。

5倍幅の柱(ビッグ コラム)と梁や基礎部分を、高層ビルと同じ剛接合を採用することで、強靭な構造躯体を実現させています。

ビッグフレーム(BF)構法によるメリット

  • 木造住宅にかかわらず、大開口の窓や高い天井の大空間が実現
  • コーナーサッシも取り入れられる
  • 柱を最小限に抑えられることで、設計の自由度が向上
  • 2階部分の張り出し(キャンティレバー)の設置が可能

また、一部の商品では、従来の「木造軸組構法(在来工法)」に最新技術を組み合わせた「マルチバランス(MB)構法」も採用されています。

高い耐震性と断熱性

住友林業では、2階建てより負荷の高い3階建ての建物を用い、震度7までの揺れを繰り返す耐震実験をおこなっており、最高評価の耐震等級3を確保採用し採用しています。

断熱材は高性能グラスウールを採用し、壁や天井、床など家全体を覆うように隙間なく充填しすることで、断熱効果を高めています。

窓にもアルゴンガス入りの「Low-E複層ガラス」を採用し、一枚ガラスと比べると80%も熱の伝わりを低減しています。

住友林業の保証とアフターサービス

家は建てるだけでなく、快適に長く住むもの。

そのためには、保証やアフターサービスも気になりますよね。

結論から言うと、住友林業の保証制度はとても充実しており、数あるハウスメーカーの中でもトップクラスの内容です。

その特徴について、詳しく解説します。

最長60年の保証システム

すべての新築住宅では、国の法律により10年間の保証期間が義務づけられています。(住宅瑕疵担保責任保険)

しかし住友林業では、10年ではなく30年の初期保証を設けています。

そのうえ、30年目以降に有料メンテナンスをおこなうことで、構造躯体および防水において、最長60年まで保証を延長することができます。

国による10年間の保証制度を過ぎたあとでは、会社によって保証内容も異なり、なかには10年間で保証が終わるケースもあります。

その点、住友林業は初期保証だけでも30年、加えて最長60年の延長保証は、他社に比べても非常に充実していると言えます。

保証の特徴のまとめ

  • 構造躯体・防水:初期保証30年、最長60年まで延長
  • 延長保証を受ける場合は、有料メンテナンス工事が必要

つまり、30年目以降にに延長保証を希望する場合は、有料メンテナンスを受けなければなりません。

点検は無料ですが、40年目、50年目に外装塗装のメンテナンスが必要となる場合もあるので、その点は注意が必要です。

また、別荘など常時居住しない建物は10年間の保証となります。

住宅設備の10年間保証制度

住友林業では、建物だけでなく設備や機器にも保証が用意されています。

お引き渡しから10年間、自然故障については無料で出張修理、部品交換を受けることができます。(メーカーの保証期間も含みます)

一般的に、修理を依頼した場合の修理費用だけでなく、業者の出張費用もバカになりませんよね。

その点、何回でも無料で修理の対応をしてもらうことができ、かつ部品が欠品している場合は同等の新品機器への交換になるので、突然の機器トラブルが発生しても安心です。

10年間の設備保証を受けられる対象は、「60年保証システム」に該当する注文住宅のみです。

また、対象となる機器は、住友林業があらかじめ指定した機器になります。

施主支給の設備も対象外になります。

設備保証を行っている会社は他にもありますが、対象機器に条件が指定されているのはどこでも同じことが言えます。

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 アフターサービスは充実の「60年メンテナンスプログラム」

住友林業は保証システムだけでなく、「60年のメンテナンスプログラム」が用意されており、延長保証した場合、12回もの無料点検を受けることができます。

無料点検について

  • 引き渡し日より、3か月・1年・2年・5年。以降、30年目まで5年ごとに定期点検を実施
  • 延長保証した場合は、延長後10年ごとに無料点検を実施
  • ただし、延長保証をしない場合は、30年目以降の点検は有料

住友林業の家は、長期にわたって耐久性をもつ部材を使用することで、メンテナンスコストの軽減につながります。

防蟻のメンテナンスについても、一般的な木造の場合は5年ごとおこなうことが推奨されていますが、住友林業の場合、長期にわたって耐久性を維持できる部材を使用することで、10年ごとのメンテナンスで済みます。

自社の商品に自信があるからこそ、保証も点検も充実しているともいえるでしょう。

また、24時間365日のコールセンターが用意されているので、設備の不具合や建物自体のトラブルがあったときはすぐに対応してもらえます。

鍵の紛失から、増改築や庭についてなど、トラブル以外の相談にも乗ってもらえるので、とても心強いですね。

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住友林業の3つのメリット・デメリット

住友林業の3つのメリット

  1. 間取りなど設計の自由度が高い
  2. 長期にわたる保証システム、アフターサービスの充実
  3. 木造住宅でありながら、耐震性・耐火性が高い

従来の柱の約5倍の太さを用いた独自開発のBF構法により、最大2.8mの天井高と7.1mの大開口も作ることができ、設計の自由度も高くなっています。

キッチンやお風呂など、標準設備のグレードが高い点も人気があります。

住友林業の3つのデメリット

  1. ウッドショックの影響を受けやすい
  2. 設計度や技術が高い分、価格が高くなりやすい
  3. 契約前に5万円の申し込み費用がかかる

申し込み費用は、詳細な見積作成や、敷地調査が含まれます。

敷地調査は契約後におこなうハウスメーカーが多いなか、住友林業では、契約するしないにかかわらず、契約前に支払う必要があるので、契約しない可能性が高い場合はデメリットになります。

住友林業の口コミ・評判は?

良い口コミ

  • 設計力が高く、細かい間取りまでこだわることができた
  • 営業担当の対応が丁寧だった
  • 木のぬくもりが感じられて満足している
  • 気密・断熱がよく、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせている
  • インテリアコーディネーターが希望どおりの提案をしてくれた
  • 打ち合わせ段階から設計担当が同席して、希望に沿う図面を提案してくれた
  • デザイン性が高く、高級感がある
  • 標準仕様のグレードが高い
  • アフターサービスがいい
  • 敷地調査をしたことで、安心して住むことができている

残念な口コミ

  • 価格がもう少し抑えられればよかった
  • 営業担当の押しが強かった
  • 契約前に敷地調査にお金がかかった

調査の結果、総じて良い口コミが多く、残念な点はあまりありませんでした。

価格が高めということが、やはり一番目立った点ではあります。

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住友林業に向いている人

このような方はおすすめです!

  • 高品質な木造住宅を建てたい人
  • 木造住宅のなかでも、耐震性を重視したい人
  • 間取りなど自由度の高い設計を求める人
  • ある程度の予算をかけられる人
  • 建てた後の保証・アフターにこだわる人

このような方は、住友林業での建築が向いているでしょう。

住友林業を知るには、他社との比較も大切!

住友林業は、木造住宅のなかでも高級路線を歩むトップクラスのハウスメーカーです。

設計度も高く、品質や保証も問題なく、木造にこだわる方ならだれもが憧れる会社でしょう。

ただ、価格もそれなりにするため、他のハウスメーカーと比べどの程度の差がでるのか確認することが必須です。

家を検討する際には必ず他社と比較しましょう。

気になっている会社の見積もりを取り寄せ、事前に検討してから、実際に展示場などへ見に行き、相談、体感してみることをおすすめします。

何社もの中から比較検討していると、住友林業の特徴ももっと具体的に見えてきます。

ある程度の知識をつけてから営業担当と話をすれば、内容の良しあしなどの他社と比較しながら見極めることができます。

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住友林業のまとめ:理想のマイホームを目指すには?

住友林業の坪単価は70~100万円です。

木のぬくもりのある高級木造住宅を、営業担当、建築士、インテリアコーディネーター、工事担当、エクステリアプランナーと連携しチームとしてサポートしてもらえます。

住友林業で建てたオーナー対象アンケートでは、97.9%の設計満足度が得られています。

高品質な木造住宅で、自由設計、耐震性、保証やアフターにこだわりたい方には住友林業はおすすめです。

家は建てることが目的ではなく、いかに快適に住むものです。

坪単価は高価格帯ではありますが、設備など標準仕様のグレードも高いです。

ローコストメーカーを選択しても、オプションをつけていったら結局高くなってしまった!というケースもあります。

よく比較しながら、資金計画も十分計画して後悔のない家づくりを目指しましょう。

住友林業やその他の注文住宅が気になる方へ

住宅の建築・購入は一生に一度の買い物ともいわれます。

絶対に後悔したくないですよね。

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