住友不動産の保証・アフターサービスを徹底解説！評判や他社との違いはどう？

住友不動産は、デザイン性と住宅性能を兼ね備えた素敵な住まいを提供する、国内でもトップクラスのハウスメーカーです。

洗練されたデザインや品質の良さはもちろん、コストパフォーマンスの良さも大きな魅力です。

保証ってよくわからないけど、記載されているし大丈夫じゃない？とか、住んだ後のアフターが悪かったら心配、、という方のために、今回は住友不動産の保証制度についてご紹介していきます！

この記事を読む方は、すでに住友不動産を検討されていると思います。ただ、「本当にここでいいのかな？」と少し迷いがあるのではないでしょうか？
そのような方は、他のハウスメーカーの間取りプランや見積もりも一度チェックしてみることをおすすめします。

なお、住友不動産の坪単価や、家の特徴など、具体的な情報を知りたい方は、こちらの記事もご参照ください！

住友不動産は「60年保証システム」

引用元：住友不動産

住友不動産では、最長60年の保証システムを提供しています。

60年の保証を維持するためには、10年ごとに所定の有償メンテナンスを受ける必要があり、これを継続することで保証の延長が可能となります。

つまり、最長60年の長期保証とありますが、基本となる初期保証期間は国の定める最低限の「瑕疵担保責任」に基づく10年間と同じです。

他の大手ハウスメーカーでは、20年、30年といった初期保証期間を提供しているケースも多いなか、住友不動産の初期保証10年間はもの足りない印象かもしれません。

ただし、どのハウスメーカーでも保証制度には条件があります。次章からは、他社と比較しながら詳しい内容についてご紹介していきます！

住友不動産の保証期間を他社と比較！

会社名	初期保証	延長保証
積水ハウス	30年間	永年（30年後に有料点検必須）
パナソニックホームズ	20～35年間	最長60年間
大和ハウス	30年間	最長60年間
へーベルハウス	30年間	最長60年間
住友林業	30年間	最長60年間
ミサワホーム	35年間	永年（35年後に有料点検必須）
一条工務店	15～30年間	最長30年間
アキュラホーム	20年間	永年（20年後に有料点検必須）
タマホーム	10年間	最長60年間
三井ホーム	10年間	最長60年間
住友不動産	10年間	最長60年間
セキスイハイム	30年間	なし
トヨタホーム	40年間	最長60年間

30年初期保証を提供している大手ハウスメーカーと比べるとやや見劣りしてしまいますね。

住友不動産は、「高性能な住宅を適正価格で提供する」という姿勢のもと、比較的リーズナブルな価格を設定しています。

初期保証を10年に設定されていますが、長期的に住まいを守るための計画的なメンテナンスを重視しているからこそと考えられます。

住友不動産の保証の内容：注意点はある？

住友不動産の保証内容

引用元：住友不動産

住友不動産では、基礎や柱、梁など住宅の基本構造部分に対する初期保証は10年間です。さらに有料のメンテナンス工事を実施することで、最大60年まで保証の延長が可能になります。

これらの保証は、定期点検と有料のメンテナンス工事を行うことで延長が可能となります。

初期保証30年間などを提供している大手ハウスメーカーが多いなか、住友不動産の初期保証は10年間と短いため、保証に重きをおいている方は、内容をよく理解しておきましょう。

住友不動産の保証の注意点：契約前に知っておきたいポイント

住友不動産の保証を理解するうえで、注意するポイントを説明しましょう。

上記でもご説明しましたが、保証の延長を受ける場合は、10年ごとの点検と必要とされる有償メンテナンス工事を実施することが必須になります。

それぞれ、保証の延長は最長60年までとなります。

有料のメンテナンス工事は、住友不動産が行う点検で必要と判断された内容に基づいて行われます。また、工事を担当するのは、住友不動産が指定した業者となります。

防蟻処理については、一部地域において10年目以降、5年ごとの保証となり、保証延長を行うためには5年ごとの防蟻処理が必要となります。

住友不動産では、各ご家庭ごとメンテナンスプログラムを作成し、60年先までのメンテナンスに関する概算費用一覧を用意しています。

外壁・屋根なども含め総額はかなりの額になるので、詳細については担当者に細かく確認することをおすすめします。

保証制度には条件がつきものなので、他のハウスメーカーとも比べながら検討しましょう。

住友不動産のアフターサービスの内容と注意点

保証と合わせて気になるのがアフターサービス。保証期間が長くても、点検やサポートがしっかりしているかによって家の維持は大きく違ってきます。

アフターサービスとは、住宅購入後に顧客をサポートするために提供される、点検やメンテナンス、トラブル対応などのこと。

目に見えない箇所で気づかなかった！など、不具合や欠陥があってからの修理などは、結果的に高額になるケースが多いです。

それ以前に、定期点検を行い早め早めに対処しておくことは、家の維持にとても大切なことです。

住友不動産の初期保証は、瑕疵担保責任保険と同等の10年間であることがおわかりいただけたと思います。

一方、アフターサービスは保証内容とは別で、引き渡し後にメーカー独自で定め、実施している点検サポートとなります。

住友不動産のアフターサービスの内容

引用元：住友不動産

定期点検

●　お引き渡し後、10年間は無料点検を実施。（3か月目、1年目、2年目、10年目）

●　10年ごとに有料メンテナンス工事を行うことで保証が延長され、次回10年後の点検は無料で実施。（最長60年目まで）

お客様センター

住友不動産では、より質の高いサービスを提供するため、全国で窓口を一本化。24時間365日対応可能なお客様サポート体制を整えていることで、迅速かつ的確に対応できる仕組みを実現しています。

住友不動産のアフターサービスの注意点

住友林業のアフターサービス（無料点検）は、基本的には初期保証10年間のみです。

継続して点検を受けたい場合には、10年ごとの有料メンテナンス工事の実施が必要となるので、注意が必要です。

初期保証10年間のみのハウスメーカーでも、無料点検期間は30年目までなどと継続して提供されているケースもあるので、アフターサービス（点検）の点でもやや物足りない印象です。

アフターサービスは、住まいの価値を維持し、長期間快適に暮らすための重要なサポートです。注意点を把握しながら、適切に活用することで安心の住まいを実現できます。

住友不動産の保証やアフターサービスの口コミ・評判はどう？

実際に家づくりをした方たちの評価も気になりますよね。住友不動産の保証・アフターサービスに関する主な口コミを一部集めてみました。

良い口コミ

気になる口コミ

評判・口コミからみる保証・アフターサービスの総評価

住友不動産の保証やアフターサービスに関する評価は、迅速で丁寧な対応を評価する声がある一方で、トラブル時の対応や連絡の遅延に不満を感じる声も見受けられ、評価が二分される傾向があります。

担当者の質についてはどのハウスメーカーでもあり得るケースです。その場合は、担当者を代えるなど相談することをおすすめします。

また、10年後の有料メンテナンス費用が高額、という声もあります。購入を検討する際には、長期的にみた費用面からもしっかりと確認しておきましょう。

家づくりは建てて終わりではなく、心地よく暮らす場所。

そのためには、保証やアフターサポートもとても重要なポイントです。

ハウスメーカーを検討する際、保証制度やアフターサポートがどの程度充実しているのかを確認するためにも、他社とも比較し、長く快適に暮らせる家づくりをしましょう。

住友不動産の保証のまとめ：後悔しない家を建てるには？

最大保証60年とはいえ初期保証は実質10年間

住友不動産では、最長60年にわたる長期保証と定期点検を提供する安心のサポートシステムを提供しています。

しかし、初期保証は10年間と、大手ハウスメーカーの中では短めで、国の指定した最低限の「10年間の瑕疵保担保責任」に基づく期間と同じです。

60年間の保証を受けるためには、10年ごと所定の有料メンテナンスを実施する必要があります。

住友不動産の保証システムのおさらい

アフターサービスに関しては、引き渡し後10年間は無料でその後は10年ごと有料メンテナンス工事を受けることで60年目まで延長できます。

24時間365日のお客様センターも設けられており、修理などトラブル時の相談、対応先として安心です。

どのハウスメーカーでも保証制度には条件があります。価格に見合う内容か、どこまで求めるのか、など色々と比較しながら検討することが大切です。

他のハウスメーカーと比べて納得した選択を！

マイホームは建てて終わりではなく、長く快適に暮らすための場所。

その為にも、保証やアフターサービスの内容は重要なポイントのひとつになります。

一社で判断するのではなく、必ず他のハウスメーカーとも比較しましょう。比較すると改めて充実した保証制度かどうか判断できるはずです。

後悔しない家づくりのためには、知識が絶対に必要です。

建ててから後悔しないためにも、複数社から情報を集め検討することをおすすめします。

会社ごとの特徴を比べながら、理想の暮らしのイメージをふくらませていきましょう。