大手ハウスメーカーとして知名度の高い「ミサワホーム」。
注文住宅を建てようと思われている方にとって、調べておきたい!と候補にあげるハウスメーカーのひとつではないでしょうか。
CMでもご存じの通り、南極の昭和基地での居住棟はミサワホームが建設しています。
そんなミサワホームだとどんな注文住宅を建てることができるのか、もっと詳しく知りたいと思われている方は、ぜひ参考にされてください。
この記事からわかること
- ミサワホームの坪単価がわかる
- ミサワホームの住宅性能がわかる
- ミサワホームの手厚い保証の理由がわかる
- ミサワホームの評判、おすすめな人がわかる
以上をふまえて、解説していきますね。
ミサワホームや注文住宅が気になる方へ
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ミサワホームってどんな会社?
まずはミサワホームの概要を紹介します。
社名 | ミサワホーム株式会社 |
---|---|
代表取締役社長 | 作尾 徹也 |
創業 | 1967(昭和42)年10月1日 |
連結従業員 | 8,198名(2022年3月末) |
連結売上高 | 3,982億円(2022年3月末) |
販売エリア | 全国(沖縄県を除く) |
住宅構造 | 木造(木質パネル接着工法、木造軸組工法) |
保証期間 | 初期保証35年、永年延長可 |
ミサワホームは以前は鉄骨造住宅も扱っていましたが、現在では木造住宅のみで展開しています。
なかでも、耐震性や耐久性の高い「木質パネル接着工法」を主力としており、ほとんどの商品で採用されています。
商品のバリエーションも充実しており、中でもミサワホームの特徴でもある「蔵」は、法律上の床面積にカウントされないため、部屋の広さに加えて大容量の収納場所なども可能にしています。
グッドデザイン賞の常連
ミサワホームは住宅業界唯一の33年連続してグッドデザイン賞を獲得しています。(2022年時点)
グッドデザイン賞はデザインの美しさや品質だけでなく、性能やコスト、社会や環境への貢献など企業姿勢も含めて審査されます。
建物だけではなく、暮らしに対する安心や快適さなどソフト面でも評価されている証拠ですよね。
経営の危機があったって聞いたことあるけれど大丈夫?
ミサワホームは、過去にリゾート開発の失敗などにより経営が傾き、上場廃止に陥った経緯があります。
しかし、現在は、トヨタ自動車とパナソニックの共同出資にて設立された新会社、「プライムライフテクノロジーズ株式会社」の子会社として、トヨタホーム、パナソニックホームズ、ミサワホーム、その他2社とともに住宅事業を担っています。
ミサワホーム単体で住宅販売を行うのではなく、ホールディングス全体としての連携、調達などの共通化など、互いの強みや技術をシェアしつつ、競争力も持ちながらそれぞれのメーカーの個性を強化しています。
親会社の規模、そしてトヨタホームとパナソニックホームズと共同で家づくりを行っていることなどから、信頼度は高いといえるでしょう。
豊富な商品ラインアップ
ミサワホームの商品ラインアップはとても種類が多いことも特徴です。
ブランド別に分けると大きく6つになります。
CONCEPT MODEL | 「環境」、「未来」などコンセプトをもとに家づくりを提案 |
---|---|
CENTURY | ミサワホームで最もグレードの高いモデル |
INTEGRITY | 豊富なノウハウを凝縮し、パッケージ化したデザイナーズ住宅 |
GENIUS | 代名詞でもある「木質パネル接着工法」のシリーズ |
SMART STYLE | 基本プランにアイデアを加えていくカスタマイズ可能な規格住宅 |
MJ WOOD | 木造軸組工法で建てる耐震木造住宅 |
それぞれのブランドの中に、さらに特徴別に何種類以上の商品が広がっています。
たくさんあるブランドの中から、自分に合った最適のものを見つけられる点はとても大きいですね。
ミサワホームの大きな特徴・工夫「蔵」!
ミサワホームでは、建築基準法の「天井高140cm以下の空間は、床面積にカウントされない」という点を逆に利用し、天井高140cm以下の大空間を作り、「蔵」と名付けて家の収納力をあげることを可能にしています。
天井の低い一部屋を設けることができるイメージです。
ロフト、ガレージの上、中二階、地下、など、工夫を凝らした大収納空間アイデアを12種類も提案しています。
ミサワホームの坪単価は60~80万円
商品や仕様の選択により上下はしますが、ミサワホームの坪単価おおよそ60~80万円ほどです。
ハウスメーカーの中では低・中・高コストに分けるとミドルからやや高いレベルに位置します。
坪単価とは、1坪当たりの建築費のことを指します。
「坪単価」=「建物の本体工事費」 ÷ 「延べ床面積」
(「施工床面積」で計算するメーカーもあります)
ただし、住宅は単純に「坪単価×家の坪数」では建てられません。
なぜなら、坪単価には「別途工事費」(外構、地盤改良、解体費など)や、「諸費用」(税金、登記関連費用、ローン関連費用など)は含まれないからです。
これらは住宅総費用の20~25%ほど占めるので、ハウスメーカーでの建築費用は予算の75%ほどで考える必要があります。
このように、坪単価のみを判断材料とするには不十分なため、坪単価はあくまでも参考程度ととらえることも大切です。
ミサワホームと比べられやすいハウスメーカー
- 一条工務店
- 住友林業
- アキュラホーム
- 積水ハウス
- 住友不動産 など
木造住宅や、保証の手厚さなどで比較されやすいハウスメーカーが多いようです。
後にも述べますが、ミサワホームは保証が手厚いです。その点に重きをおいて他社と比べてみることもいいかもしれません。
ハウスメーカーを決める際には、必ず複数社を比較することが大切になります。
ぜひ、色々な点から比べて検討されてくださいね。
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ミサワホームの優れた構造と特徴
耐震・耐久性の高い「木質パネル接着工法」
ミサワホームでは、独自開発された「木質パネル接着工法」を採用しています。
過酷な環境下にある南極の昭和基地でも用いられた「木質パネル」を、強力な高分子接着剤やスクリュー釘、接合金物によって強固に「面接合」する工法です。
それにより、床面、壁面、屋根面からなる6面体を形成し、「壁式構造」を作り上げています(「モノコック構造」と呼ばれています。)
モノコック構造とは、ジェット機などと同じ一体型構造で、どの方向からの荷重も建物全体で受け止め、力を分散させることができます。
木や鉄の柱・梁など構造部材を「点」によって接合されている「軸組み工法」だと、外部からの荷重が接合部に集中してしまい、建物にひずみを生じやすくなる可能性がありますが、ミサワホームでは「木質パネル接着工法」によって高い耐震性や耐久性など安心性能を実現しています。
この工法によって、ミサワホームでは創立以来、地震によって倒壊したことが一度もありません。
現在ではパネルをさらに厚くし、120mm厚パネルを用いた構法「センチュリーモノコック」が採用されています。
また、基礎との接合も強度が高く、ミサワホーム独自形状の強力なアンカーボルトと高耐力のある結合材金物を用いることにより、地震などによる基礎と建物との断裂を防ぐようになっています。
このように、強固な構造体をつくることによって「大空間」の設計も可能にしています。この点もミサワホームの大きなメリットといえるでしょう。
制震装置「MGEO」(エムジオ)で地震エネルギー50%軽減
上記の説明通り、「木質パネル接着工法」により、高い耐震性を実現することがわかって頂けたかと思います。
さらに注目するべきなのは、耐震構造に加え、ミサワホーム独自の制震装置「MGEO」を導入している点です。
壁の内部に効果的に制震ダンパーを組み込むことで、建物全体の変形を抑える仕組みです。
耐震性が高いだけで十分では?と思うかもしれませんが、耐震と制震は似たようで異なる意味をもちます。
- 「耐震」・・地震に耐えられるように設計された構造。
構造物を強化することで崩壊を防ぎ、被害を最小限に抑えます。 - 「制震」・・地震の揺れ(エネルギー)を抑える(軽減させる)こと
両者は異なる手法ですが、耐震と制震を併用することにより、建物の耐震性を向上させることができます。
ミサワホームの制振装置「MGEO」は高い地震エネルギー減衰効果を発揮し、地震エネルギーを最大50%軽減します。
また、ミサワホームでは実物大の建物による振動実験を行っており、阪神・淡路大震災以上の地震波にも構造体に損傷がないことを証明しています。
地震に弱いことが木造住宅の欠点では?というイメージが覆される構造になっているんですね。
ミサワホームは寒い?夏涼しく冬は暖かい高断熱性能
家を建てて住んでみてから「夏は暑い」「冬は寒い」と後悔している人も少なからずいます。
そうならないためにも、家の断熱にこだわることはとても大切です。
一般的に気密性の高い鉄骨住宅に比べ、木造住宅はどうしてもその点が弱点と見られがちですがミサワホームではどうなのでしょうか。
外壁の断熱
ミサワホームの構造でも説明しましたが、独自の「木質パネル接着工法」を採用しており、この木質パネルの内部に柔らかくて軽量な断熱材、高品質グラスウールを充填しています。
充填式グラスウールは、一般的に年月を経ていくうちに自重によりずれ落ちてきてしまうケースもありますが、ミサワホームの木質パネルは格子状に内部を仕切った仕様のため、その心配を防止しています。
また、木質パネルを強固に接着する「モノコック構造」であるため、耐震・耐久性が高いだけでなく、高気密という点からも断熱性に優れています。
高性能ガラスが標準仕様(窓)
家の断熱性をあげるには、外壁だけでなく、開口部からの熱をいかに逃がさないようにするのかも大きなポイントです。
その点で一番影響するのが窓の構造になります。
ミサワホームでは、一般的に採用されている複層ガラスよりさらに断熱性の高い「Low-eガラス」を用いた樹脂サッシを導入しています。
ガラス間に空気を封入して断熱を高める複層ガラスですが、「Low-eガラス」では空気の代わりにガスを封入することでより断熱性が高くなっています。
3タイプの高断熱サッシより、地域にマッチした仕様を選択することができます。
<サッシ> | <ガラス仕様> | <断熱性能> |
樹脂サッシ(高断熱仕様) | ガス入 W Low-e3層複層 | U値:1.12~1.54 |
樹脂サッシ(普及仕様) | ガス入 Low-e 複層 | U値:1.49~1.77 |
アルミ樹脂複合サッシ | ガス入 Low-e 複層 | U値:1.49~1.90 |
*U値(熱還流率):熱の通りやすさを表す数値。値が小さいほど断熱性能が高くなります。
快適に暮らすには断熱性能はとても重要です。
カタログなどで他のハウスメーカーの仕様や値を比較しながら、検討されてくださいね。
保証とアフターサービス
家は一生で一番高い買い物。やっと手に入れたマイホームなのに、住んでみたら欠陥があった!など、後悔してもしきれませんよね。
さすがに欠陥住宅ではないとしても、初めは良くても長く住んでいると必ず劣化が見られてきたりします。
「保証」に関しては、目に見えないことや実感がわきにくいことなどから、案外重要視されないケースも多いです。
家は建てるものではなく、長く快適に暮らすためのものです。
それには保証内容がとても大切になってきます。
結論から言うと、ミサワホームの保証制度はハウスメーカーの中でもトップクラスに位置します。
初期保証35年は業界トップクラス!
引用元:ミサワホーム(https://www.misawa.co.jp/kodate/)
ミサワホームでは家の核となる構造躯体に完全無料で35年の初期保証期間を設けています。
35年以降も有償で点検を行い、必要とされたメンテナンス工事を受けることで永年に保証延長していくことが可能です。
他のハウスメーカーでも「長期保証30年」と掲げている会社は何社もありますが、よく読むと「10年目までが初期保証、その後は有償で点検・工事を受けることで延長可能」など、条件付きでの長期保証であるケースも多いです。
その点ミサワホームでは、完全に無償で35年間の初期保証を受けられるので、非常に手厚いといえます。
また、雨漏りなど防水に関しても、30年間の無料保証期間が設けられています。
ちなみに、新築住宅では、国の法律(品確法)に「10年間の瑕疵担責任保険」というものが義務付けられています。
どんな新築住宅でも、10年間は必ず保証期間を設けなければなりません。「10年間の初期保証」と記載されているハウスメーカーは、当然の保証期間を設けているだけとも言えるのです。
いかにミサワホームの保証制度が手厚いものか、よくわかるかと思います。
30年間無償の定期点検サービスとアフターサポート
引用元:ミサワホーム(https://www.misawa.co.jp/kodate/)
上記の通り、ミサワホームでは30年間無償で点検を受けられることがわかります。
そして、その後10年ごとに有償点検を受けることで永年保証につながります。
アフターサポートについても、「24時間365日受付体制」で緊急時の即時対応に備えています。
台風や地震などに対する「災害時待機体制」も整っており、いざという時に専門家が迅速に対応できるよう、万全なサポート体制になっています。
このように、ミサワホームでは住宅のみならず、住んでからの暮らしを守るためのサポートにとても重点を置いていることがわかるかと思います。
ミサワホームの評判
- 蔵のおかげで広い収納スペースが確保できた。
- 地震に強い構造で安心感がある。
- アフターサービスが良い。
- 初期保証が35年なので長く住むには安心している。
- インテリアコーディネーターがいるので、カーテンや壁紙など全体的なアドバイスをしてもらいながら好みの内装に決めることができた。
- 設備の標準仕様も数社から選ぶことができて満足。
- 間取りをもう少し細かく調整できると良かった。
- 定期的に点検に来てもらえる。
- 営業担当がとても親身で誠実だった。
全体的に、良い評判が多いです。
なお、ミサワホームで地域の気候・風土に応じた設計や提案、アフターメンテナンスなど地域密着サービスを目的とした、「ディーラー制度」を導入しています。
自動車販売などと同じシステムですね。
本社メーカーが部材などを生産・供給し、ディーラー(販売店)が各地域の条件に合わせて設計・施工するため、ディーラー次第で品質やサービスに差が出る可能性もあるという点はよく確認する必要があるでしょう。
ミサワホームがおすすめな人
このような方はおすすめです
- 蔵のように広くまとまった収納スペースを確保したい人
- 地震に強い家を建てたい人
- 住宅性能の高い家に住みたい人
- 保証期間やメンテナンスを重要視している人
- 選択肢の多いの商品タイプがあり、その中から自分たちのベストを選びたい人
このような方は、ミサワホームを選択肢に入れることをおすすめします。
比較することが大切
家を検討する際には必ず他社と比較しましょう。
気になっている会社の見積もりを取り寄せ、事前に検討してから、実際に展示場などへ見に行き、相談、体感してみることをおすすめします。
何社もの中から比較検討していると、ミサワホームの特徴ももっと具体的に見えてきます。
ある程度の知識をつけてから営業担当と話をすれば、内容の良しあしなどの他社と比較しながら見極めることができます。
カタログも一括で何社もの見積もりや間取り図を無料でもらえるケースもあるので、利用してみるといいでしょう。
同じ土地でも違った間取りの提案を見ることができたり、知らなかったハウスメーカーにも出会えるかもしれません。
悔いの残らないよう、納得のいくまで比較検討されてくださいね。
カタログだけでなく、あなたの希望する条件で、間取りプランや見積りを手に入れられると嬉しいですよね。
でも、手間も時間もかかるし面倒くさそう。。
実は、出かけることなく、家でもスマホでも簡単に無料で頼むことができるサービスがあります!
希望条件下で、複数社から間取りプランや、見積もりを比べてみましょう!
ミサワホームのまとめ:理想のマイホーム実現のために!
以上、ミサワホームについて解説してきましたが、大体のイメージはつかんでいただけたでしょうか。
ミサワホームの坪単価は60~80万円ほどです。
ハウスメーカーの中では低・中・高コストに分けるとやや高いレベルに分類されます。
家は建てるだけではなく、住むものなので、いかに長く住みよい暮らしができるかをイメージしながら計画していってくださいね。
このブログが皆さまにとって、ご自分だけのこだわりの家を建てられる一つの参考になれば嬉しいです。
ミサワホームや注文住宅が気になる方へ
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